読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

浪人窟

ADHDな似非社会人が司法試験合格を目指すブログ。

57日後 国家総合職人事院面接

 国家総合職人事院面接。去年は午前コマだったが、今年は午後コマ。13:30開始なので、昼食がてら昼前に家を出る。
 新宿から湘南新宿ラインで浦和まで。中電に乗ると旅情を刺激されるとともに、鉄道会社への志望度が湧いてきてよろしくない。浦和で乗り換えて、さいたま新都心

 人事院関東局には13:00少し前に到着。国家総合職の受験生の受付開始は13:00から、とのことでエントランスのソファに腰かけて待つ。受験案内には「クールビズでお越しください」と書いてあったが、ワイシャツ、ノーネクタイだったのは半数ほど。昨年の経験から、面接官も皆クールビズだったので問題なかろうと思い、自分はワイシャツ、ノーネクタイで行った。受付の人事院の方もチノパン、ポロシャツだったので、そんなに気にする必要はないのかな、と。

 受付を済ませて、受験生控室となっている会議室に行く。ここで面接カードを提出。AからFまでの指定された席に座る。このグループが政策討議試験のグループである。去年の経験もあるので、落ち着いた気持ちで待ち時間を過ごす。
 公務員試験のご多分にもれず、控室内は飲食禁止であった。面倒だが、水分補給も室外に出てしなければならない。電子機器の仕様もいっさい禁止なので、ここでスマートフォンの電源を切っておく。
 13:30になり、今日の流れの説明。この時間帯の受験者は30名程度(1グループ6人×6グループ)。欠席者もちらほらと見える。係員の方から、まず政策討議試験、続いて人物試験が行われることが告げられる。去年は午前コマだったが、午前コマは最初に人物試験、その次に政策討議試験だった。政策討議試験の課題が漏れるのを防ぐための措置だろう。人物試験が苦手な自分としてはありがたかった。

政策討議試験

 まずは25分以内に与えられた課題についての資料を読み、レジュメを作成する。今回のテーマは「大学無償化の是非」。大学無償化に賛成する立場、反対する立場いずれかの立場に立ち、それぞれの立場からの立論を行うという内容だ。資料は3つ与えられ、1つがグラフ等の資料、1つが関係する雑誌、新聞記事(日本語)、最後の1つが英語資料だ。資料は必ずしも使う必要はないとされているが、使った方が説得力のある立論ができるだろう。
 レジュメはA4版の紙が一枚与えられ、そこに自由に書き込むという形式。罫線なども特に引かれておらず、図や表を使っても構わないとこのこと。筆記用具も特に濃く書けさえすれば特に指定はない。画力がないので、最初に自説を明らかにした上で、問題提起→反対説→反論→結論、という典型的な論証パターン形式で作った。
 自説の決定に戸惑い、ギリギリにレジュメ作成終わり。
 ここで番号札が配られる。集団討議中はそれぞれに与えられた番号に従い、相手を呼ぶことになる。レジュメと問題用紙はここで一度回収。

 数分置いて討議会場の試験教室へ移動する。先述のとおり、集団討議は最初に指定されたA〜Fの各グループ(各6人)ごとに行われる。教室に入ると、まずは集団討議の流れについて説明。それに引き続き、先ほど回収された問題用紙と、コピーされたグループ全員分のレジュメが配られる。
 集団討議の流れは次のとおり。まずは各自3分間で自説のプレゼンテーション、その後、30分間で討議、最後に各自2分間で討議後の自説についてプレゼンテーションを行う、という内容だった。民間企業のグループディスカッションでは、グループとして1つの結論を目指す形式も多いが、ここでは必ずしも1つの結論にならなくてもいいとのこと。
 グループディスカッションでは司会役をやると有利と聞くが、政策討議試験ではどうだったのかしら。司会役の受験生の司会に乗り、自説や反対説への反論をとうとうと。あまり上手く話せなかった。

人物試験

 政策討議試験が終わると、人物試験だ。面接官3人対受験生1人で約15分間の個別面接。これも先ほどのA〜Fのグループごとに別の試験室で行う。各グループの先頭から順に。自分は後ろの方だった。1時間程度控室で待機した後、自分の2人前の人が帰ってきたので、試験室前の待機イスに異動する。ここで15分程度待つ。
 面接。噂によれば真ん中の主任面接官が人事院の職員で、両隣の面接官は各省庁の採用担当補佐クラスとのこと。実際、昨年受験したときは人事院面接の陪席面接官が、官庁訪問の際の人事面接での面接官だった。
 今回は主任面接官が40代後半〜50代前半くらいの頭の切れそうな女性の方、陪席はそれよりも少し若く、40代前半くらいの男性の方だった。入室したときから面接官の皆さん、笑顔で重苦しい雰囲気はあまりなし。
 面接の内容は事前に提出した面接カードの内容にしたがい、その内容を掘り下げていく、とうものだった。面接カードには、アルバイト、サークル、公務員の志望動機などについて書いたので、その各内容について掘り下げて聞かれた。(何人ぐらいのサークルだったのか、アルバイトで一番印象的だった出来事はなにか、など。)加えて、自分の長所や短所など、民間企業でも聞かれるようなオーソドックスな質問。これまでの経験を公務員としてどう活かしていけるか、など。ロー生が国家公務員試験を受験すると、「なぜ法曹ではなく、国家公務員なのか」について激しく突っ込まれると聞くが(実際、去年受けた時は相当激しく突っ込まれた)、今年はその点についての質問はなし。人事院面接で聞かれなくてもいずれ聞かれるだろうから、対策をしておくにこしたことはない。
 面接の雰囲気については、どの面接官も終始笑顔で、こちらの言うことにもいちいち頷いてくれるので、話していて安心感があった。答えにつまったときも助け船を出してくれるなど、受験生のよいところを引き出そうとする姿勢が感じられた。
 去年は緊張したこともあって支離滅裂な応答となってしまし面接も30分近くかかってしまった。(成績開示をしたら、D評価(不合格ギリギリ)であった。) 今年は15分程度で終了。

 人物試験終了後は控室に戻り、採用志望カード、住民票記載事項証明書、英語試験成績証明書、などを提出。書類の確認が済んだ人から流れ解散であった。ちなみに、午前コマの場合、人物試験→政策討議試験という流れなので、解散は一斉だった。

 人事院面接終了後は、@betar432氏に呼び出されて、浅草橋へ。途中から初対面の@kevtaro氏も加わり3人で飲んできた。

 こんな電車が出る頃に帰宅。