浪人窟

ADHDな似非社会人が司法試験合格を目指すブログ。

80日後 官庁訪問1日目

 今日から国家総合職官庁訪問。「クールビズでお越しください」ということで、クールビズで身を包んで出発。
 まずは第一志望のA省へ。8:30受付開始で8:00すぎについたが、控室にはすでに30名程度の学生がいた。ここは訪問カードを当日に書くスタイルなので、職員の方から訪問カードを受け取り作成。志望動機、自己PR等オーソドックスな設問から、「あなたにとって人生のターニングポイントは何であったか」「あなたが喜怒哀楽を感じる瞬間」などちょっとひねった設問まで。後二者の記入に少々手間取ったものの、15分程度で作成終了。提出する。ほどなくして、コピーの返却。

10:15〜10:20 入口面接:入省4年目の人事課係長

 まずは人事課係長の入口面接。この係長さんとは説明会などを通じお互い知っている仲だったので、形式的な面接だった。エントリーシートの内容確認と司法試験受験歴の有無、興味のある分野と会いたい職員、説明会参加の有無などを聞かれた。こちらの希望を伝えて、5分程度で終了。

11:00〜11:30 原課面接:入省6年目の係長

 入口面接から40分ほどして、名前を呼ばれる。「○○号室の×番のブースに行って下さい」と言われ、案内図が書かれたカードのようなものを渡される。○○号室は控室のすぐ隣の会議室。高校の教室ぐらいのスペースにパーテーションで仕切られたブースが6つ程度。それぞれのブースで面接が行われていた。
 ×番ブースの担当の方は6年目の女性職員の方で、興味のあった○○分野や△△分野の業務や、地方出先機関での業務も一通り経験されて来た方だった。話好きな方なのか、職員の方が自らの経歴について語り、それについて随時こちらから質問を挟んでいくという形。その後、職員の方からこちらに質問。訪問カードの内容について軽く質問。あまり面接という感じはしなかった。最後に「次はどんな職員の方に会いたいですか?」と聞かれ、こちらの希望を伝えて終了。


 12:00すぎぐらいに6名ほど名前を呼ばれ、下の階にあるコンビニに行って昼食を買う。控室に戻って昼食。
 昼食後はしばらく待ち時間が続く。同じ机では学生同士が雑談で盛り上がっていたが、どうにも馴染むことができず。話を聞く限り、ロースクール出身者が多いようだった。あまりの眠さに机に突っ伏して仮眠をとったり、控室内をあてもなくウロウロしたり。

15:00〜16:00 原課面接:入省9年目の課長補佐

 ぼうっとしていたところで名前を呼ばれる。前回同様、「○○号室に行って下さい」と言われ、先ほどの部屋へ。ブースに入るも先方の職員の方はおらず、10分少々待つ。しばらくして職員の方が登場。
 まずは、職員の方に業務の話を聞く。入口面接で「○○分野に興味がある」と言ったため、○○分野の担当補佐の方だった。具体的な事例を中心とした業務説明。一番興味のある分野であり、かつ、大学院でも重点的に勉強をした分野であったため、非常に興味深い話だった。適宜こちらからも質問を入れていき、「いい質問ですね」「よく勉強されていますね」とのお言葉を頂く。
 30分程度業務説明を受けこれで終わりかと思ったら、「それではこちらから少し質問しますね」と面接が始まる。訪問カードの内容に沿って、サークルでの役割、サークルでの活動内容(訪問カードの自己PRはサークルとアルバイトの話を中心に書いた)、「A省の総合職職員としてどのような活躍ができるか」などについて。「××というような活躍をしたい」と答えたところ、「それは主に一般職の職員の仕事だよ。そういう人をどうマネジメントしていくか、が総合職の仕事」と言われてしまい、失敗したと感じた。
 加えて訪問カードに書いた「喜怒哀楽を感じる瞬間」について掘り下げられる。あとは、志望動機と自己PR。そして、「逆に聞きたいことはありますか?」と聞かれたので、「今後やってみたい仕事はありますか?」と聞いた。
 訪問カードの「仕事に求めること」という設問に、「誇りをもって取り組めること」と書いていたため、「A省の仕事は誇れる仕事か?」と質問される。説明会で聞いた話を上手く織り交ぜながら、「誇れる仕事だと思う」と答える。説明会で聞いた「A省の職員は一人一人が自らの力でご飯を食べていくだけの能力を持っている。その能力を国家のために役立てている」という話をしたところ、「そんな能力がある自信はないなー」と言われてしまった。
 最後に、「司法試験とA省の内定が出たらどうするか?」という質問。「ぜひA省で働きたい」と答えて面接終了。時計を見たら1時間近く経っていた。


 18:00過ぎぐらいから、「○○さん、前に来て下さい」「○○さん、『荷物を持って』前に来て下さい」という2種類の呼出しが始まる。これはエレオクが始まった、と戦線驚愕。「○○さん、『荷物を持って前に来て下さい」と呼ばれた学生がその後帰って来ることはなかった。拙者はどちらかと冷や冷やしながら待つ。

18:30 出口面接:入省4年目の人事課係長

 「×Rouninさん、『荷物を持って』前に来て下さい」と呼ばれる。「ああ、ダメだったか」と絶望的な気分。職員に案内されて、教室半分くらいの広さの小さな部屋に入ると入口面接で会った人事課係長が暗い顔で待っていた。促されて着席すると、「ご存知のように官庁訪問は採用活動を兼ねておりまして…、当省が×Rouninさんを採用する可能性は極めて低い状況です。従いまして、×Rouninさんの官庁訪問はここで終了になります」とお祈りを告げられる。数分で終了。そのまま案内の職員に連れられエレベーターまで。「お疲れさまでした」と言われてA省の官庁訪問は終了。

 A省は説明会にも熱心に参加し、なんとかいけるかな、と思っていただけにショックが大きく、絶望した状態のまま帰宅。

所謂、浪人。(@xRounin)/2015年08月05日 - Twilog