浪人窟

ADHDな似非社会人が司法試験合格を目指すブログ。

82日後 官庁訪問3日目

 昨日第三志望のB省を訪問したため、今日は第二志望のC省を訪問する。8:00頃にC省に着くとエントランスの前の待合スペースに学生が集合していた。「官庁訪問の受付は8:30から開始します」という案内が出ていたため、待合スペースの椅子に座って待つ。昨日のB省で見かけた顔もちらほら。自分も「昨日B省にいませんでしたか?」よと声をかけられ、他の学生と雑談。皆さん順調に選考が進んでいるようで、今のところ全滅の自分は肩身が狭い。
 8:30になり、職員の方から官庁訪問に来た学生は順次控室に移動するように案内がある。列に並んでいると後ろの方に友人を見つけたため、列の後ろに並び直す。エレベーターの最後の方に乗り込み、上層階にある控室に。エレベーターに乗ったのが最後だったため、エレベーターを出るのは最初になってしまい、結果として早い順番で控室に入ることとなってしまった。受付番号が早いのはいいことだ。ここは事前に訪問カードを作成する形式だったので、前もって作成した訪問カードを提出する。

9:30〜9:35 入口面接:年次等は不明

 入口面接。他省庁の選考の確認と、どんな職員に会いたいか、どんな分野に興味があるかを聞かれた。形式的な面接で5分程度で終了。「じゃあ、ご希望に沿えるようにマッチングしますね」とのこと。

10:40〜11:20 原課面接:入省5年目の係長

 入口面接から1時間ほどして名前を呼ばれる。職員の方の名前と部屋番号が書かれたカード、セキュリティ用のICカードを渡され、「この職員に会いに行ってきてください」と言われる。C省は比較的新しい建物のため、1つ1つのオフィスがとても広い。部屋に入ると打ち合わせ用の事務机に腰かけて、職員の方を待つ。しばらくして職員の方登場。
 まずは業務説明から。C省の業務は今一つつかみどころがなかったが、これまで携わった業務の話を聞き、次第に業務のイメージが湧いてくる。ちょうど、自分がお世話になっている制度の話にもなったため、適宜こちらからも質問をしていく。質問をするたびに話が広がり、C省の業務への興味が強くなった。
 30分程度業務説明を受けた後、「少し×Rouninさんのことも聞かせてほしい」と面接が始まる。志望動機、法曹ではなく行政官を志した理由、法曹と行政官の違い、などを聞かれた。C省はロースクール生のみならず司法試験合格者の採用も積極的に行っている省庁なので、このような質問をされたのであろう。他の省庁よりも、法曹と行政官の違いに関する質問が多い印象だった。他に、希望の部署に行けなかった場合どうするか、官庁訪問でまわった官庁の順番とその理由なども聞かれた。変わり種では、「あなたは海上保安庁のレスキュー、海猿です。今、若者と老人の2人が遭難している。ヘリコプターにはパイロットを含め3人しか乗れない。あなたならどうする」という質問もあった。何を意図した質問だったのかしら。この質問の後、こちらから2、3質問をして原課面接終了。


 原課面接を終わり控室に戻ると、順次昼食をとるように言われる。他の学生と連れだって1階の売店へ。C省の建物には様々な飲食店が入っており、官庁訪問中、もっとも充実した昼食となった。

14:00〜14:15 人事面接:入省5年目の総括主査

 いわゆる人事面接。説明会等でいつも説明に立っていた職員氏である。採用の責任者なのであろう。
 部屋に入るやいなや、かなり険悪なムード。もともと怖い顔をした職員氏であったが、いつもに増して険しい表情であった。加えた、かなりぶっきらぼうな応対。イラついた様子で頭を掻いたり、貧乏ゆすりをしたり。「あ、これは圧迫面接来るな」と直感する。
 まずは志望動機から。一通り志望動機を述べたが、全く興味がなさそうな様子。志望動機についてかなり突っ込まれる。「この志望動機なら他の官庁でも大丈夫ですよね?なんでC省なの?」「E省に行かれた方がいいんじゃないですか?」とガンガン突っ込まれ、結構涙目。官庁訪問3日目ということもあり、そのことについても厳しく指摘される。「うちが第一志望と書かれていますが、普通第一志望なら1日目か2日目に来ますよね。なんで3日目なの」「本当はA省とB省が第一志望なんじゃないの?」と問い詰められ、返す言葉も無く。「他の官庁に内定もらったら、どうするの?」と聞かれるが、他の官庁はすでに切られたんだ、すまんな。
 昨年度、今年度と2回国家総合職試験を受験したが、そのことについても突っ込まれた。「席次を上げるため」とは言えず、なんとか誤魔化す。(誤魔化しきれず、苦しい返答。)「結局、公務員になって何がしたいの?「司法試験を受験しているけど、本当は弁護士になりたいんじゃないの?」とロー生涙目な質問もされた。先述の通り、ロー生の受験生が多い省庁なので、行政官になる覚悟が問われているような気がした。
 訪問カードの「あなたの短所」欄にもつっこまれ、「この短所、公務員としては致命的ですよね。どうするの?」と問い詰められ返す言葉も無く。圧迫面接だから相手のペースに飲み込まれないように、と心がけてはいたが、完全に相手のペースに飲み込まれてしまった。
 ようやく「これで面接は終了です。お疲れさまでした」とぶっきらぼうに言われ、ようやく解放。相当長い時間面接をした気がしたが、時計を見たら15分しか経っていなかった。


 人事面接終了後は長い長い待機時間。人事面接に呼ばれる人もいれば、課長補佐級との原課面接に呼ばれる人もいるが、こちらは音沙汰なし。あ「ああ、ダメかなあ…」という雰囲気が漂ってくる。
 そんなこんなしている間に非通知着信。陸運A社からだ。「最終選考に進んでいただくことになったので、最終選考の日程を連絡する」とのこと。直前の面接がグダグダだったので、渡りに船と選考を受けに行くことにする。

17:00 出口面接:入省5年目の総括主査

 17:00すぎに「次に名前を呼ぶ人は前に来るように」と言われ、半分くらいの学生が呼ばれ、別室へ。「ああ、エレオクだろなあ…」との空気が漂う。別室で待機していると順次名前を呼ばれ、先ほどの総括主査が待機する部屋へ。先ほど同様の険しい顔で「結果から申し上げまして、このまま面接を続けても、当省があなたを採用する可能性は極めて低いです。他の省庁もまわってみて下さい」と言われ、あえなく官庁訪問終了。案内の職員氏にエレベーターまで案内され、晴れてエレオクと相成ったのでした。
 余談ではあるがこの総括主査、「アイドルマスター シンデレラガールズ」の武内Pに雰囲気が非常に似ている。そのせいか、この官庁訪問以来、「アイドルマスター シンデレラガールズ」を心の底から楽しめなくなった。


 他省とは違い、早い時間にエレオクされてしまったので手持ち無沙汰。エントランスの待合スペースに腰かけて、友人に飲みの誘いをかける。幸いにして捕まったので北千住まで行き、愚痴を聞いてもらう。苦しいときに共に酒に付き合ってくれる友人がいるということに、言葉にできない喜びを感じた。
 
 官庁訪問のあれこれを吐き出して、なんとか帰宅。

所謂、浪人。(@xRounin)/2015年08月07日 - Twilog